社員インタビュー
ことグループで実際にはたらくスタッフ
の声をご紹介します。
2020年4月新卒入社 藤枝工場加工部所属
静岡県出身 / 園芸学科卒 / 加工部サブリーダーとして生産管理や機械のメンテナンス
私は大学で切り花の栽培を専門的に学んでいましたが、就職活動中に「こと京都」の会社説明会に参加したことが、入社するきっかけとなりました。特に印象に残っているのは、当時の山田常務が語ってくれた力強い言葉です。「ねぎで日本を元気にしよう」という情熱に心を打たれ、「このような人と一緒に、自分も働いてみたい」と強く思いました。また、農業にとどまらず、加工や販売、商品開発などにも関われる6次産業の広がりにも魅力を感じ、こと京都への入社を決めました。
現在は藤枝工場の加工部でサブリーダーとして、カット室とパック室の生産管理業務に携わっています。生産スケジュールの調整、スタッフへの指示出し、機械のメンテナンス、さらに新人スタッフの教育など、多岐にわたる仕事を担当しています。中でも重要なのが、衛生管理です。ねぎは畑から直接届くので、土や病気のリスクがあり、そういったことを現場で共有してみんなで清潔な環境づくりを行います。また、毎日の機械の分解洗浄を行い、丁寧な清掃を徹底することで、常に清潔な製造環境を保ち、お客様に安心・安全なねぎを届けることを大切にしています。
「年越しそば」などで需要が高まる12月の繁忙期には、製造量が通常の何倍にもなり、早朝からの出勤が続きます。正直、体力的にはかなり厳しい時期ですが、職場の雰囲気はまるで“お祭り”のように盛り上がるんです。メンバー同士で声を掛け合いながら一丸となって仕事を進める中で、自然と生まれる一体感がやりがいにつながっています。忙しさを乗り越えた後に達成感を分かち合える瞬間は、この仕事ならではの喜びです。毎年その経験を積むことで、自分たちのチームワークも着実に成長していると感じています。
こと京都で働いていて特に感じるのは、「ありがとう」が自然と飛び交う温かな職場の雰囲気です。何かを手伝ってもらった時、どんなに忙しい場面でも「ありがとう」と声をかける風土が根付いています。役職や年齢に関係なく、互いに尊重し合う文化があるからこそ、素直に学び、助け合える環境が築かれているのだと思います。自分自身もそうした文化に育てられ、「感謝の気持ちを忘れずに働くこと」が大切だと心から実感するようになりました。
今は加工部の現場業務に加えて、社内の開発委員会のメンバーとして、福利厚生の見直しにも携わっています。社員がより働きやすい環境をつくることが、会社の未来を支える基盤になると信じているからです。また、こと京都では社員の人間力を大切にしており、リーダーとしてどうあるべきか、人として「どうあるべきか」といったことを学ぶ機会も多くあります。仕事だけでなく、人間として成長できる環境があることが、魅力の一つだと思います。このような機会を活かして、自分自身を成長させていきたいです。