- 取り組み
石川県金沢市へ第四次派遣・被災地での炊き出し実施
2月17日(土)〜28日(日)、金沢市から炊き出し支援の要請をいただき、第四次派遣として被災地へ出動いたしました。
1日目は石川県金沢市東長江町辺にある「千寿閣」、2日目は金沢市金石北にある「松寿荘」にて、昼食・夕食の炊き出し支援を実施いたしました。
輪島市から避難生活をされている被災者の方々がいらっしゃる2箇所の避難所にて、昼食にちらし寿司とお味噌汁・夕食につなぐ食堂の「うなぎのねどこ弁当」のメニュー。
2日間で、約60名の方へ食事を提供いたしました。
また、今回の支援費用については、みなさまから集まった社内募金より活用させていただきました。
1日目・千寿閣での様子
食事を食べていただいた後、「本当においしかった」「またきてほしいな」「わざわざ京都からありがとうね」など沢山のお言葉をいただきました。少しでもいつもと違う日常を過ごせていただけたのなら本望です。手を振ってお見送りをしていただき、逆にこちらが感謝の想いで溢れました。
派遣隊員・山田
配膳をしている中で九条ねぎの味噌汁を何杯もおかわりに来られる方やポロシャツ後ろ文字「葱」を記念に写真を撮られる方など、多くの方から京都からわざわざありがとうという言葉をいただき、最後は皆さんでお見送りまでして頂き、こちらが逆に元気を頂きました。
派遣隊員・小川
金沢市の街の様子は、表面上だけでは特に被害は感じられませんでしたが、避難されている方々の心労は図りきれません。ほんのひと時だけでも、少しでもリフレッシュすることにお役に立てたのであれば何よりです。
派遣隊員・浅尾
2日目・松寿荘での様子
食事が終わり、こちらが食堂を去る時には、そこに居られる方々から自然と拍手がわき、恐縮ですが何とも言えない感動を覚えました。
また、キッチンカー内で夕食の準備をしていると、隣にある喫煙所から「今日のお昼は本当にうまかったな」とお話されているのが耳に入りました。
その後わざわざキッチンカーまで来て、「ありがとうな」と言っていただき、「夕食も期待してるよ」と本当に嬉しそうなお顔をされていました。
派遣隊員・鳴海
以上、2月度の被災地支援・災害派遣隊の活動についてのご報告でした。
私たちの支援活動についても関心を寄せていただいている皆さまからもエールをいただき、重ねて御礼申し上げます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※当社が災害派遣・被災地支援を出す場合、以下の2点を大原則としています。
①現地の市町村からの支援要請があること
②現地の炊き出しに使う水やガス、燃料、食材、隊員の食料などはすべて持ち込むこと
自衛隊や消防など、公的機関の活動を妨げることがないよう、渋滞が生じないルート選定を行い、また、避難所の水や飲食料品、燃料を使うことがないよう細心の注意を払っています。
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